広島で農業を行う当社はトマトを専門に栽培しております
トマトを通じた、人と人とのつながりで、地域社会や農業の活性化に努めています。
私たちの事業の出発点は、かつて観光地としてにぎわいを見せていた野呂山の山麓にあります。仕事不足に悩む社会福祉と、後継者不足に悩む地元の農業とが連携し、新しい仕事づくりをしていくことで、新しいビジネスモデルの確立と、地域社会の活性化にチャレンジしています。
のろさん山麓農園で栽培される「くれとま」
アイメック®農法※という新しい技術を導入し、安心・高栄養価のトマトなどを低コストで生産
アイメック®農法とは、アイメック®フィルム(ハイドロメンブラン)によって、水と栄養分のみ遠し、ウイルスや病原菌を通さないため安全な作物が生産できる技術です。作物は、アイメック®フィルムを通して養水分を吸収しようと膨大な根毛を発生させて、フィルムの表面に張り付きます。さらに、養水分の吸収能力を高めることによって、多量の糖分やアミノ酸などを生成するために生産物が高栄養価となります。
「くれとま」とは?
「くれとま」とは?」障害のある方々の就労の訓練の場として作ったのろさん山麓農園にて、1粒1粒に想いを込めて優しく育てたトマトです。呉地域の活性化に貢献し、地元に愛されるトマトになることを願っております。[POINT1]
セールスポイント
「(後継者不足等で衰退していく)農業」を「(仕事が無いことで悩んでいる)社会福祉」が取り組めば、農業を活性化する突破口になると信じ、「社会福祉と地域が連携し地域発展を目指す農業の出発点」というスローガンを掲げて、2013年春に農業参入しました。地域活性化に一役買うという意味でも、野菜で野呂山ブランドを確立したいという思いがあります。その第一弾として、トマト栽培を行っておりますが、将来的には、他野菜も栽培します。
[POINT2]
商品の特徴
●品種:フルティカ(中玉トマトであるが、時期によって大きさが異なる)
●糖度7.6~12.0
●グルタミン酸ナトリウム、GABA、リコピンなどの成分が水耕・土耕栽培のものと比較してより豊富であることから高糖度・高栄養価トマトと言えます。
●野呂山の麓の地下水を利用して栽培をしている。
●完熟して収穫しますが、冷蔵庫に入れておけば、一週間くらいは美味しく頂けます。[POINT3]
栽培に関する特徴
早稲田大学発ベンチャー企業「メビオール株式会社」のアイメック®という養液を管理するシステムでトマト栽培を行っております。メディアなどでは、フィルム栽培と紹介されておりますが、特殊フィルムを利用しているのが最大の特徴です。根から特殊フィルムを介して養液を吸い上げるのは容易ではないことから、トマトが浸透圧高めるために糖やアミノ酸を合成します。その結果、高糖度・高栄養化トマトが作られます。
[POINT4]
その他
水あめ散布などを行って、無農薬化への取り組みを行っており、あと一歩のところまで来ております。また、ハーブを一緒に植えると様々な効果があるということを聞いておりますが、こういったことを試すなどして進化を続けて行きます。